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治療の流れ

患者様の要望を的確に把握して治療にあたります

名古屋市西区のとりみ歯科では、実際の治療を始める前にカウンセリングを行っています。歯を治療するのに、なぜカウンセリングが必要なのか?そんな疑問をもたれる方もおられると思います。確かに、歯科治療とカウンセリングというのはその接点がどこにあるのか分かりにくいかもしれません。例として美容院で髪をカットするときのことを考えてみましょう。

伸びてきた髪を気に入ったスタイルにカットしたいとします。その際カットを始める前に自分がどのような髪型にしたいのか、最終的にどのような状態にしたいのかということを担当の美容師に色々な方法で伝えるでしょう。しかしその結果がすべて反映され、思い通りのスタイルになるとは限りません。なぜなら自分自身で思っていたスタイルがまず想像であり、さらに他者の技術を必要としますので個人差が生じます。またカットする側の捉え方の違いや技術力にも差があるため、完全に自分の思い描いていた理想のスタイルを再現するのは難しいというものです。しかし少なくとも、自分の意志で要望を伝えることで、理想の状態に近づけることはできます。

歯科治療においても、この例と同じような事が言えるのです。歯の治療は症状や治療目的、期間や料金など、分かりにくい部分も多く、自分の要望を伝えにくいのも確かです。
一度でも歯科治療を経験している方ならば、歯の治療は痛いので虫歯があっても治療するのが嫌だ、治療中の見た目が気になるので長期間は困る、等々、様々な不安や不満、不信感を抱いている方もおられますし、要望をうまく伝えることが出来ず「医者任せ」になっているケースも多いと思います。

当院が積極的に行っているこのカウンセリングは、治療に対する患者さんの要望や希望を把握し、適切な治療を行うために重要なものと考えています。そして何よりも、患者さんの治療に対する不安や不満、不信感を解消するためには欠かせないことです。医師側の判断や、勧めだけで治療を行うのではなく、患者さんは医師に対して要望を伝え、医師は的確に患者さんの要望をとらえて、最も適切な治療の方向性を追求することが大切なのです。

自分の健康にも密接に関わってくることですから、その観点からもカウンセリングは重要です。患者さんと医師が互いに話し合い、意見交換をすることで、予防の意識を高め、ケアを行う重要性を認識し、意識が良い方向に変化して、よりよい治療を行えると考えます。

治療を始めるまでの流れ

1

お口の中の状態の把握

まず口腔内を診査し、症状によってレントゲン検査や、歯の正面・上・下・咬合面写真を撮影、パソコンを使って説明します。
また、痛みがある場合など必要な応じて、応急処置を行います。

2

治療の進め方の説明・選択

どのような治療を希望されるかおうかがいします。治療時間・治療期間・治療費・歯にとって良いものを・見栄えなど、患者様が優先されることについて検討し、治療の進め方について説明します。

3

不安・不信感の解消

患者さんが歯科に対して抱いている不安や過去の治療体験からの不信感を解消できるよう努めます。

4

患者様の情報収集

患者さんが歯科治療に関してどのようにお考えになっているのか等をお聞きし、要望を把握し、実際の治療に役立てます。

5

医院の治療方針の提示

当院では出来るだけ「自分の歯で噛んでもいただく」ために予防的な治療を重点的に行っております。歯を長持ちさせるために、痛みが無くても不適合な詰め物・かぶせ物は入れ替え、清掃しやすい形に変えていくなど、早期発見・早期治療、お口の中の快適な状態を維持していくための定期検診をお勧めしていきます。

6

治療開始

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